常例布教2


今日は築地本願寺で広島県の福間義朝先生のありがたい法話を聞かせていただきました。


会場は超満員。


このように築地本願寺では、毎週金・土・日曜日に常例布教(じょうれいふきょう)が開催されています。お坊さんの話を無料で誰でも自由に聞くことができる貴重な場(法座:ほうざ)です。


時間は、午前が10時30分~11時30分、午後が13時~14時30分です。金曜日のみ19時~20時に夜の法座が開催されます。


週末以外にも祝日で連休になった場合やお盆・お彼岸などの行事期間にも開催され、年間で150日以上もの法座が開かれています。


会場は、築地本願寺の本堂に向かって左側にある入り口からすぐの「聞法ホール」。
暗くて少し入りにくいかも知れませんが、申し込み・予約不要で途中入退場も可能ですので、お気軽にどうぞ。


ここで法話を担当するのは「布教使」という資格を持つ浄土真宗本願寺派の僧侶。
全国各地の講師が毎週入れ替わり、それぞれの角度からお経に説かれている言葉のこころをお伝えします。何度もお参りして様々なお話を聞くことをオススメします。


時間になると、講師案内を担当する職員の進行によってはじまります。まず、合掌礼拝ののちに、お経(重誓偈|じゅうせいげ)と「浄土真宗の生活信条」を読み上げます。


これらが掲載された経本が、部屋に入って左側にあります。
貸し出し自由ですので、ぜひ一緒におつとめしましょう。


その後、職員によって講師が案内され、いよいよスタート。
最初と最後には、お話の肝要となる大切なお聖教の言葉(ご讃題|さんだい)が読み上げられます。謹んで拝聴します。


お話が終わると「領解文」を唱和。こちらは経本の最後の方に書かれています。


参加するのに必要な持ち物は特にありません。自分の経本や念珠(数珠)を持っていれば用意するくらいです。
参加費は無料ですが、会場に入ってすぐのところにお賽銭箱があるので、“お気持ち”で納めます。


浄土真宗では、「仏法聴聞(ぶっぽうちょうもん)がもっとも大切である」といわれます。「聞くこと」は、仏さまと「出遇うこと」と同じだからです。それはつまりどういう意味なのか……気になった方は是非お参りください。

合掌

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2017年09月03日