お聴聞1

以前、布教使課程という研修を受けていたことを書きました。

▲研修会場の伝道院

布教使課程は人前で仏法を話し伝える「布教」について学ぶ研修です。150日の間、朝から夜まで仏法漬けの毎日を送ります。
研修会場に併設されている学林寮(がくりんりょう)で40人の仲間と寝食を共にしました。

▲寮の部屋の一例。2人1部屋です

寮には寮務さんが日替わりの輪番制で常駐しています。新進気鋭の凄腕布教使の方々ばかりで、単に生活のお世話をしてくれるだけではなく、受講生が勉強や布教のことで悩むことがあれば、いつでも相談に乗ってくれる心強い味方です。

今日はお世話になっていた寮務さんが、大阪から千葉のお寺へお説教に来られるということで、「お聴聞(ちょうもん)」のために、仕事を早めに切り上げてお参りさせていただきました。

「お聴聞」とは、仏法のお話やお説教・法話を我が身に聞かせていただくことを指す業界用語(?)です。「法話をお聴聞する」「仏法聴聞」といった使い方をします。

▲お聴聞へお参りするときは御仏前を包みます

相変わらず切れ味の良い素晴らしいお話で、とても刺激を受けました。


是非、稱名寺の今年の報恩講法要へご講師でお越しいただき、御門徒の皆さまにもお聴聞をいただきたい……とオファーしましたが、残念ながら既に予定が埋まっておられるようでした。

今年は6月末に築地本願寺へお話にお越しになるので、またその時にお聴聞のご縁をいただきますことを楽しみにお別れしました。

合掌

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2017年02月20日