現存する親鸞聖人真筆の名号本尊は4種類(合計7幅)あります。
①帰命尽十方無㝵光如来(十字名号)× 4幅
▲黄字十字名号(専修寺蔵)絹本著色・縦143cm × 横40.2cm
黄色に塗りつぶした中央部に「帰命尽十方無㝵光如来」の十字名号を書き、蓮台を添えたもの。聖人の真筆で上段の讃銘には『大経』第18願文など3文、下段には『浄土論』の文が記されている。
②南无尽十方無㝵光如来(十字名号)× 1幅
※讃銘や蓮台がないため、未完のものと考えられています。
③南無不可思議光仏(八字名号)× 1幅
④南無阿弥陀仏(六字名号)× 1幅
親鸞聖人の師である法然聖人は六字名号を制作されていますが、十字名号や八字名号の製作は親鸞聖人の独創といわれています。
【参考・引用】
『季刊せいてん no.153』