本山常例2

本山常例布教2日目です。


朝の5:35に宿泊施設の職員さんのお迎えがあり、御影堂と阿弥陀堂の間にある香房という建物までやってきます。ここには儀式法要を担当する式務部職員が常駐しています。


講師部屋で待機をしていると、新人であろう式務職員さんが晨朝勤行中の動きを細かく説明してくれます。
全国のお寺に併設された保育園・幼稚園の先生の研修中ということもあって、若い女性がたくさんいました。
また、ちょうど伝道院生がお盆休み明けで晨朝参拝が始まっていました。
自分の伝道院生時代を振り返ると、「正座で足が痛いから早く終わって欲しい」くらいしか思ってませんでしたので、恐らく誰も聞いていないはず。


この日は御出座。西本願寺の前住職が出勤していました。
聞いた時はドキドキしたものの、話している時には視界に入らないのでホッとしました。


法話が終わると式務部の職員による『御文章』の拝読があります。有難いことに勤式指導所で一緒に勉強をした友人が読んでくれました。わざわざ自分から志願してくれたそうです。
晨朝勤行後は式務部の方が宿まで案内してくださいます。
聞いたところによると、香房から宿まで帰ることができない人がいたそうです。
自力で帰れますが、せっかくなのでいろいろと話しながら一緒に宿まで戻りました。


朝食を終えると辞令交付のため、本山の朝礼に参加します。
現在、西本願寺の組織は「本山」と「宗派」のふたつに分かれています。
式務部や参拝部の皆さんの前で辞令交付を受け、一言だけ挨拶をします。


宿に戻ると14時まで何もすることはありません。
今日の昼座は久しぶりにする話なので、法話の内容を再検討と軽い練習をしました。


お昼ご飯を応援に駆けつけてくれた勤式指導所時代の友人たち一緒にとり、昼座・夜座をつとめます。

合掌

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2018年08月20日